今回の要旨
- 収支確認表ってなに
- 記入するのに必要なもの
- 収入の書き方
- 支出の書き方
収支確認表ってなに
収支確認表?なんだか難しそう・・・
収支確認表は、収入と支出を見える化したものです。一つずつ説明していくので、段階を踏めば誰でも書けますよ。すべての判断のベースになるから間違いのないように記入しましょう。
記入するのに必要なもの
収支確認表を記入するものに必要なものをあげます
- 源泉徴収票もしくは給与明細(確定申告した人は所得税申告書の控)
- 住民税決定通知書(だいたい6月ごろに届くもの)もしくは給与明細
- 支出をまとめたもの(家計簿など)
収入の書き方
源泉徴収票のデータを転記する場合を例にあげます。
給与所得者の源泉徴収票はこんな感じのものです。最近は紙で配布されずにオンラインで見る場合もあると思います。
「収入金額欄」はいわゆる税込年収を記入します。上記の図の③の数字です。
「所得税」は源泉徴収税額を記入します。上記の図の⑥の数字。
「社会保険料」は社会保険料等の金額を記入します。上記の図の⑬の数字。
「住民税」は源泉徴収票には記載がありませんので、給与明細の住民税を12倍するか、6月頃に届く住民税決定通知書の金額を転記します。どうしても不明な場合は年収から推定することはできます。
これらは、いわゆる「可処分所得」を出すために必要な情報です。
結婚されている方は、パートナーさんのデータも入れて、家計全体の収支を把握しましょう。
なお、確定申告をされている場合は、確定申告した結果で入力してください。
可処分所得か。税金とか保険料こんなに引かれてるのか・・・
今まで入金される金額しか見てなかったから・・・
支出の書き方
これは各項目それぞれに当てはまる額をざっくりと書いていただければいいです。支出の合計額が正しければ収支としては問題ありません。(多めに書く分にはいいですが、少なく書くと収支余裕という誤判断につながりますので、使ったものは正しく書きましょう。)ただし、個別に何が削れるかという話になった時に、詳細を見ていきますので、そのもとになるデータ(請求書の束だとかレシートだとか、○○Payの履歴とか)をまとめておくと後々便利です。
ぼくの収支は黒字だったよ。よかった♪