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養老保険(その2)

投稿日:

今回の要旨

  • 養老保険のつづき

養老保険のつづき

もりちゃん

今回も「養老保険」を取り上げます。

ハルちゃん

前回の養老保険じゃなくて、定期保険と投資っていう人もいるって話、詳しく教えて

もりちゃん

その前に、養老保険の保険料のおさらいをしてみようね。前回はかんぽ生命で9万円くらいだったので、今回は別のところで見積をしてみよう。JA共済の養老生命共済だよ。前回同様に30歳男性で10年満期、保険金額1000万円で見積したのが下の図。

JA共済 養老生命保険 https://shiryo.ja-kyosai.or.jp/yourou/lp01.html
ハルちゃん

かんぽより少し安いけど、はちまんろくせんえん・・・。高すぎてぼくには出せないよ・・・

もりちゃん

保険で確認してほしいことは、いくつかあるんだけど、そのうちの一つが利回り。投資元本に対してのリターンがどのくらいあるのかっていうことで、投資の指標でとても大事なもの。保険が投資って話も変だけど、今後の話で、積極的な投資も含まれてる保険も出てきます。さて、JA共済の養老保険、10年だと何ヶ月で、積立総額はいくらになる???

ハルちゃん

10年は120ヶ月だから、86,000*120=10,320,000円。あれっ、1032万円払ったのに1000万円しかもらえないの???これって元本割れってやつ?

もりちゃん

保険なので、付加保険料(保険会社の経費)はかかるので、運用益考慮してもこういう結果みたいだね。

ハルちゃん

えええ、減るのはなんかいやだな・・・

もりちゃん

保険はいろいろな考え方があるので、絶対これとは言えないけど、養老保険は「保険」の要素と「貯蓄の要素」が合わさっているわけ。つまり、「万一の時の1000万円の保障」と「1000万円をためる」の二つの要素が一つになっているってこと。だから、保険料部分は32万円って見ることもできるよ。

ハルちゃん

「万一の時の1000万円の保障」だったら、定期保険でよくない?保険料安かったよね。1000円しなかったよね。1000万円を120ヶ月で積み立てるのって83,333円/月か。あれ、合わせたら84000ちょっとだ。養老保険よりも安いじゃん

もりちゃん

所得控除が多くなるとか、いろんなことがあるけれど、この数字だけ見たらそういう結論にもなるよね。最近は金利も低いから元本保証の商品はなかなかね・・・。ただ養老保険も円建てだけじゃなくて、ドル建てのものもあったりするので、そうすると少しは増減があるかもね。前回、話をするといった、定期保険と投資に分けるっていう話がここでつながるんだよ。

ハルちゃん

あ、10,000,000円を養老保険や単純な積立で達成するんじゃなくて、何か投資するっていう話になるのか。でも投資ってなんだか怖いよね。

もりちゃん

金融商品といわれるものは、元本、利回り、リスク、税金などいろんな事に気を使う必要があるから、自分にとってどれがいいか決めるのは、なかなか大変。最初はハードルが低いものからやってみるといいと思うよ。どんなものがあるかはおいおい書いていきますね。今は具体的なものには触れずに、例えば年利3%で10年間積み立てして1000万円ためるには、月72000円くらいの計算になるよ。年利3%は割と低めな目標設定だよ。

ハルちゃん

月10000円も違うんだ。資産運用するとすごいね。

もりちゃん

リスクを理解したうえで、運用すると効率的にお金をためることができるよ!投資の話はまた後日するけど、保険の話がまだ終わってないからまだまだ保険の話をしていくよ。

ハルちゃん

わかりました!

養老保険のまとめ

  • 養老保険ではなく、定期保険と別の商品を組み合わせたほうがいいこともある
  • メリット、デメリットを把握して選定しましょう

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